呆気ないくらい 今年で45 歳 それでも欲すること やめられないのです 実に素っ気ないこと だいたいは木っ端みじんで 心は身体には追い付けないのです 埋まらない自己肯定感 襲う喪失感 まあ それはそれとして 胡蝶の夢と言うは易いが そんな割り切れません 失うために手に入れるとしも 誰がそれを笑えるもんか 傲慢さを隠せる傲慢さを 身につけられるほど 勤勉じゃないのです 言いたいこと 言ったら変わるかもよ どうせ恥も外聞も自分基準でしょ 止まらない 無関心装う好奇心 もう いい加減にしてくれ 手を伸ばすことを諦めても 何も片付きません 後先ばかりを 気にしている間に 後も先もなくなっちまうよ 追い付くことは出来ずとも 心に身体を近づけにゃならん 時がすべてを癒すなんて まるで信じられん 背負い込んだものが 沢山ありすぎだが ここが 限界だなんて言いたくはないのだ