艶姿の君を思って 今夜は誰と話そう 意味のない会話 夕暮れの街を彷徨う どうして会話って止まるのかしら 夜の中を動く、蠢く 風が瞳を閉じさせるの いつも夢の世界では 音楽の小鳥の大群が 押し寄せて連れてくの 心を ああ 秘密に! さくら 咲いてほら乱れ あなたを今以上思い出せる さくら 君色で染まり 春の夜の夢の如くに 「ああ いじわるでわがままで嘘つき、 最悪なあたしだけど こんな気持ちは本当なんだと思う」 花吹雪 揺れて 見過ごした窓の外、上弦月 紅をひく速度で忘れようぞ いつも夢の世界では 音楽の小鳥の大群が 押し寄せて連れてくの 心を ああ 秘密に! もう物語は今終わろうとしている こんなに色鮮やかな口付けをして、 ね さくら 咲いてほら乱れ あなたを今以上思い出せる さくら 彩りはじけて 春の夜の永久の如くに 「ああ いじわるでわがままで嘘つき、 最悪なあたしでごめんね でも誰より君を好きだよ 何よりも」 花吹雪 はらはら光りて 幽玄の美姫より恥じらいが 紅をひく仕草に集束してる