もともと才能は なかったこの僕 他の奴はみんな売れていった 気が遠くなるほど 曲を描き続け 棄てられた言葉、メモリが足りない もしも20代で死ねたなら 僕は天才と呼ばれたかな 何もできないこんな僕が 生きていてもいいんだろうか もし僕が死んだら 天才だと言って 皆が悲しむような人に なりたかったけど どうもクズだから 悲しむ奴なんか居ないんだろう ネットの遺作も 誹謗中傷で 溢れてるハズさ 僕らしいよな 27歳で 死にたかったのに 凡才の僕は生きているんだ もしも明日には死んだなら 僕の葬式は要らないから ド底辺すぎるこのライフに 悲しみなんて似合うわけねぇ もし僕が死んだら みんな喜んで ようやく死んだって言ってくれ 嫌われる勇気 叩かれる勇気 その才能だけはあったみたい 石をぶん投げて 排除だけされる 変な声がまだ聞こえている あいつヤバいよね 気持ち悪いよね そんな死にたい夏の夜でした バイト帰りに 思っていた