きみが苛立っていたのを 吐き出してないものを 預かっているのは他の誰でもない 凍えるように膝を抱えて 外の世界を爪で引っ掻いていた 遠くの未来に押し潰されてしまう あまりにも あまりにもかけがえのない きみが指差していたもの 間違っちゃいないのかも 誰が信じてあげなきゃ いけなかったんだ? 木漏れ日が今きみを照らしていた 溢れるように鼓動が聞こえていた ただの未来がこれほど愛おしいのか 教えておくれ おれは今何を云おう 教えておくれ どんな面をしてせめて裏切らないと 云わせておくれ それだけは途切れぬよう