錆びついた街は 今日も雨あられ 泣き付いた母のもと金離れ これじゃ期待は 芝居だ もう意味はなくて 描いた 未来は もう諦めてて 行き着いた あのコンビニ裏 佇んだあなたに会った この夜に歌う あなたの声は 流離って 丸まって 僕の中馴染んだ 後はもう何も要らないから 抱き合って 泣き止んで この街に別れを さぁ 昔からの 仲間や 過去の出来事が 僕らを逃がしはせずまた縛り 退廃した大人や 変わんない愚かさ もう何も上手くいきはしないから 今じゃないって あなたが言って この星を去るの またになったの? この空に笑う あなたの言葉 立ち去って 無くなって 暗闇に呑まれた 今はもう会って話せないから あっち行って こっち向いて ただ日々をもがくよ もしも僕と死にたい人 他にもいたとして もしも僕を街から 連れ出したい人いたとして それでも僕は あなたとじゃなきゃ終われはしない あなたも 生きる理由は無いって聞いたからさ この夜に縋る あなたって人は 優しいが 抜け殻で 僕とほぼ同じさ どこにいたって相応しくない 僕が最後に少しだけ 生まれて良かったと 思えるから あなたと一緒なら この街に別れを さぁ