青く光る あの日流した涙 僕だけが知ってる秘密 朝が月を 溶かしてしまう前に 僕の声を聞いてほしい 上ずる声を押し殺して 平気の笑顔なら 容易いことでした 使い慣れたあの台詞で 気づかれないように 傷を隠して 「隠したくせに 気づかれたいなんて わがままだよね」 その声に振り向いたら 指差して笑われる ここには もう 誰もいないんだよね 哀は 青く 光る 舞って 落ちて いつも息は途絶えたの 星の夜 今日だけは許して もう 白線 無視しよう 濡れる頰に 何度も願ったのは 「いっそ、自由になりたいよ」 もしも僕が 泣いてしまったなら 誰か ねえ 気づいてね 「若さゆえだ」と濁されて 言葉はすり抜ける 届かず落ちていく 「君のことを思って」 とかもう 分からないよ 誰も知らずに消えた君 電波を跨ぐ先 答えは返らない 蝕んでくその毒は どこまで君のことを 連れていってしまうの そんな夜空を浮かぶ 君のことを探し続けているよ 同じような言葉を吐き出した 君をずっと待っていたんだ 深夜2時に 涙伝う 今日も同じような夜に 僕は空を飛んで いきたいよ 君の声 届くとこへ 濡れる頰に 何度も願ったのは 「優しくなれますように」 もしも君が泣いしまったなら その涙 拭わせて 孤独を歌っているのなら 言葉に縋っているのなら 過去を憎んでいるのなら 今夜 僕と 話そう 君の声を聞かせて