Track by伊藤 すてじろう
ただ歩いてるだけで幸せなのは 同じ風は吹かぬと知っているから マンモス広場まではまだ遠いけど 足がかりはあるから それに縋って 山も谷も超えて見せると 豪語して 潰されて 破れかぶれ レールの上でふて寝して気づく 春はあけぼの 秋は夕暮れ 真面目だった 寄り道をして そこがゴールになった 笑った そしてこれから道草を食べながら ゆるりと風上まで向かおうか 大事なものは増えていくけど それでも道草を食べながら 本当はまだ諦めていない 微かな希望に縋り続けて