雨の夕暮れ 滴る言葉に いのちを感じてた 横にいるから 後ろにいるから 前だけ見据えてたけど 格好つけてさ 詩的な言葉で 話をそらしてる 奇をてらうほど 素直になれない 呑気な間柄 そんな気持ちでいいのか とか おもうこともあるよね ふたり 磁石のようだね まるで違うと知った 目指す場所は おもえばおもうほど遠く 届かずとも 笑えますように 時計の針が ひとつ進むたび いのちが削れてた 横にいたから 後ろにいたから 居心地がよかった そんな気持ちに気づいてきて おもうこともあるよね ふたり 少しずつわかる 酸いも甘いも知って 遥か遠く 今の今まで感じてた 行き着いても 笑えますように いつかひとり おもえばおもうほど辛く 明日に焦がれ 笑えますように 隣にいるよ いつまでもふたり 笑っていられますように