紙一重

歌詞

ねえ聞こえてる? 私が貴方と共に 過ごしてきた時間に 意味なんて 無かったのなら せめて この心の穴だけでも 埋めてって もらえないかな? なんてね… 色づく街頭 溶けゆく日々に 求める回答 消えゆく意識と 重ねる残像 老けた横顔 今は影すら映さない 長引く葛藤 欺く情景に 求める再考 耐え抜く気概と 重ねる残響 咲いた朝顔 過去の波すら 起こしたい 塗料の剥がれた 台詞が 抉れた気道を 締め付けた 会いたいよ… 何を叫んだって 届かないんでしょ? 返事を待ったって 来ないや 嘘を重ねたって 見て見ぬ振りでしょ? 息を吸ったって 辛いや あれからもう1年が 経とうとしているのに この傷は まだ癒えないんだよ… それなのに助けを 呼ぶこともできない 苦しいよ… 渦巻いた 悲しみと 只泣いた 想い出と 蠢く雑踏 埋もれる日々に 汚れる純情 慣れゆく意識と 流れる感情 固まる笑顔 夜明けが来ても 夜は明けない 何処に行ったって 姿はないんでしょ? いつもの場所だって 居ないや 何時になったって 報われないんでしょ? 気持ち抑えたって 溢れ出す衝動で 何を叫んだって 届かないんでしょ? 返事を待ったって 来ないや 嘘を重ねたって 見て見ぬ振りでしょ? 息を吸ったって 辛いや 冷酷で曖昧な 言葉の中に 宿った甲斐性と こぼれる歓喜 残酷で鮮明な 吐息の中に 宿った代償と こぼれぬ涙 いつまで続くの どこまで痛いの いつまで疼くの どこまで重いの ねえ聞こえてる? 貴方が私に対して してきたことに 意味なんて 無かったのなら せめて この心の声だけでも 受け入れて もらえないかな? なんてね…