つまづいた拍子に 石ころを蹴飛ばして 名前も知らない 何処にでもありそうな 花が咲いていた 過去なんてものに振り回されても 意味ないのにな 君の全てを僕で埋めて欲しくなって 傷付けてしまった 何気なくただ過ぎるだけの毎日が 視界に君が居た暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」 と呼べるようなものでした 何処かのファミレスに置いていた 間違い探しみたいなんだ 所々が 何か僕じゃないんだよ 余計なものばっかり 抱え込む大人になっていた 焦りや不安は仕方ないとしても 後悔は捨てたいな もう二度と戻る事のない日常が 君の声を聞いてた暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」 と呼べるようなものでした 口癖の お腹が痛いって いつも僕の手で温めた その感触がたまに甦るんだよ つまらないね 生きる事なんて 君が居ないからさ 忙しいはずなのに 暇を持て余して 息をするように 思い出してしまうよ あの頃の笑顔を 最後の涙を 「もういいよ」と 僕自身に 寂しくツッコミを入れて ただ過ぎるだけの毎日が 視界に君が居た暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」 と呼べるようなものでした 人混みですれ違う誰か 君のと同じ匂いだった それだけで また苦しいんだ 君と笑ったテレビだって 通い詰めた店の味だって 何もかもが 全部 別ものなんだよ 幸せの意味が 君のままなんだよ