あなたの色の世界を 水晶はまだ知らない 洞窟を抜けて 話して 点と線の星空 見えなかった海を見て 聴こえなかった空を聴いて 流星のように 互いを照らそう わたしに実る天体は 濃紺を偽れない 知らない電流を流す あなたは光の矢 真珠を拭う振る舞いや あなたの絵が雪崩れ込んだら 伝えきれないだろうから 銀河色の横顔 とりあえず お茶でもしよう あなたの死後の願いは 水晶が映す気配 わたしが触れることは どうやら できないようだ 真珠が秘めた意味合いが わかりかけてきた 気がして まだ見えないだろうから 今はただ 幻を とりあえず お茶でもしよう 真珠を拭う振る舞いや あなたの絵が雪崩れ込んだら 伝えきれないだろうから 銀河色の横顔 ああ 星へ向かうあなたと 知らない場所で会えたら 泣いてしまうだろうから とりあえず お茶でもしよう これからも お茶をしよう
