嘘泣きしてる顔も 寝起きの呆けた声も 散らかったままの部屋も ぜんぶ ぜんぶ 飾らなくていいの 飾らなくていいの あなたが地獄におちても わたしはあなたを愛してる あなたの地獄を愛したい あなたの地獄を ありふれた歌と ありふれた物語 ありふれた言葉で 何度も何度も伝えてる だらしのない寝相も ぶきっちょな指先も 作り笑いしてる目も ぜんぶ ぜんぶ そのままがいいの そのままがいいの 緻密な色した映画さえ 時間を閉じ込めた小説すら どれほど光を抱いたら敵うだろう この出会い 敵わないな このきらめきには