パッパッパッパッパ 高カロリーの街 彷徨って 当然 幸福上昇 パッパッパッパッパ マシュマロ頭 抱えてどこへゆく パッパッパッパッパ 甘くてカラフルなそのキャンディー 頂戴 賢者に献上 パッパッパッパッパ 小さな方がいいの 愛らしきいで立ち パッパッパッパッパ 同心円に転ぐ 近寄って 騒然 長蛇の列 パッパッパッパッパ 感受性の罠 はたまたドーナツか 夢であればいいのにと震えては 骨を探したあなたが愛しい 使い捨て 賞味の期限も切れた あのレープクーヘンの匂いが 笑ったんだ 謳え やがてそのザラメ溶けるまで 飴 赤めの公然反乱 掴め 心の先 甘美なものを これはやめられない ふわりふわり かなり儲けもの 何かが聞こえるけれど分からない ぽつりぽつり 雨で爛れだすのは ノイズ混じりの言葉だけ パッパッパッパッパ 溶けだしたノブ ベタついて 粘性 饒舌討論 パッパッパッパッパ 大きな方もいいか 息詰まりも愛嬌 甘え上手な猫がじゃれるように 幸せの中で死ねたならいい 愛しいのさ とかくいつでも 隣にいたいのはあなただけ 伝え 剥がせ その癒着歪むまで 滑 長めの恍惚氾濫 吹かせ 白く揺る熱の跡 舌触り 今やもうやめられない 揺らせ 黙れ 淫せ 意味もないまま吐く言葉に バイバイしちゃって あたしは味も香も書き換え あなたの隣で生きてく