光の中で 霞んで見えた あと少しで 届きそうな 小さな輝き 風に吹かれて 力を感じて 踊るように僕ら そっと抱きしめ合っている 産声上がる 産まれゆく命は 煙と化して 登ってゆく命も 残してく 僕らいま かたちではないもの 繋ぎ止めて 目覚めの朝が 最後と知れば 何をしに今日僕らは 向かってゆくだろう? 瞼閉じてた 君は笑って どんな世界が見えてるの? 苦しみもあるのかい? 瞬く星の 燃えている命は 塵と化して 離れ離れの夜へ 歩いてく 僕ひとり 大切なものを 抱えながら 落としてく 余計なもの 大切なものも こぼしながら