いつかの残像に君を重ねて 気づいたらまた君を 見失っていた 僕が追いかけていたのは 君じゃなかったんだ 〈♪〉 少し広くなった下北の1LDK ふとした瞬間 日々をリプレイする また1人になって ああもういいさ 勝手にしろって 天井さまよった 濁って汚れたままのシーツ 君とお揃いのマグカップ 君が出ていったあの日から 動いているのは時計の針だけ いつかの残像に君を重ねて 気づいたらまた君を 見失っていた 僕が追いかけていたのは 君じゃなかったんだ 君の好きだった あのバンドは好きになれないまま なのに今更になって聞いてしまう 分かってやれないで傷つけた君の心 代弁してた 君を疑うことで僕は 傷つくことから逃げてきた そんな臆病な僕だから 守れないんだね君との約束も いつかのバイバイくるのが怖くて 気づいたらまた今を見失っていた 夜を超えた君とふたりで 僕は泣いていた 〈♪〉 笑った時の口元とか 知らない道を歩きたがるとことか 思い出してみれば君はよく似ていて 似ていて 似ていて ひと夏の恋を思い出した いつかの残像に君を重ねて 気づいたらまた君を 見失っていた 僕の心はずっと前に置き忘れて いつかの残像に君を重ねて 気づいたらまた君を 見失っていた 僕が追いかけていたのは 君じゃなかったんだ