ギラギラと太陽が 焼きつくした空 嗚呼 見上げた空の黒さに気づく 間違えた過去は消えない 踏みしめた赤い土が爆ぜる 足跡は縁取られたまま 世界に巻き込まれ ギラギラと太陽が 焼きつくした空 燃えカスも残さない 飢え乾く荒野へと 月とともに行け 道はいらない 乱れた雲の隙間に覗く 見果てた夢のありかはどこ? 戸惑いと影の調べ今も 鳴り止まぬ8月の歌を 腕に刻みつけて 突き進め風を裂き 目指した場所さえ 通過点と知るから 進めど風は止まぬ 帰る場所もない 羽根はいらない 疼く爪痕 たどる指 溝は深く長く 今も消えない灯火に 照らされて 世界を巻き込んで吠えてみろ ギラギラと太陽が 焼きつくした空 燃えカスも残さない 飢え乾く荒野へと 月とともに行け 道はいらない 突き進め風を裂き 目指した場所さえ 通過点と知るから 進めど風は止まぬ 帰る場所もない 羽根はいらない 道はいらない 間違いじゃない