アイスクリーム売りの車のかげで かわいい女の子が揺れていました 青空を切りとる この街のむこうで まっしろい入道雲が 音を立ててくずれた 夕方になれば 虫たちの声にまぎれてぼくら いなくなろうよ 恋の予感 ちょっと肌に感じて きみの方を見る 透き通るような肩が素敵だった ぼくのポケットに 夕立ちをつめこんで きみの胸もとにたらしたいんです プール還りのハイな南風が ふたりに近づいて キスして逃げてった 公園には誰もいないのさ ベンチにもたれて 永遠を吸い込もうよ 恋の予感 ちょっと肌に感じて きみの方を見る 透き通るような そのまなざしがいいぜ