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ゴーストシップ

Track by由末イリ

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  • 2021.11.20
  • 3:37
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歌詞

重力加速度で消えてく体躯が 月光に照らされて 今日もさ迷ってるの 冷たくなっていく肌に触れた 残る微熱が融けて落ちてさ 幽霊船の甲板で僕は 紫煙を吐いている これは空想か夢現か 目を擦って雨粒に浸れど 濡れぬままの腕白い脚も 投げ打っている 手繰り寄せるオール 前後不覚蒸気熱 彼のローブ手繰り寄せて 纏いたい程 冷える四肢に 慣れぬ脳が絡まっている 漁火に誘われて宵の淵だ 幽霊は蒸気に紛れて夜の淵 独を飲み干して吐き出して 今も啼いている だけど 憂鬱な瘴気に塗れた都市の内 僕は駆け出して 途切れない様に 呼吸した 夜を吸い込んだ 定刻過ぎ フライト 僕の鼓動 逸るライト 置いてかれるぞ、老いて枯れるぞ 埋まらないぐらいの 哀悼と空の心 ズレていく音 治りはしないと 諦め蹴った刹那 浮かんだ 身体の重さも 全部 全部 全部 全部 全部 忘れられたらな 幽霊は蒸気に紛れて夜の淵 独を飲み干して吐き出して 今も啼いている だけど 憂鬱な瘴気を拭った川の内 僕は振り返り 囚われた様に 逃げ出した 水を飲み込んだ 重力加速度で落ちてた感覚 月光に照らされて戻りだした時間 僅かにまた灯る心臓の赫が 眠ったままでいた 僕の目を覚ました 幽霊は蒸気に紛れて夜の淵 独を飲み干して吐き出して ずっと啼いていた だけど 憂鬱な瘴気を晴らした都市の空 僕は駆け出して 途切れない様に 呼吸した 朝を吸い込んだ

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