何かになりたくて ないものねだりして 何にもなれなくて それでも空を見上げた ありふれた僕ら 何者じゃなくても 美しくもがきたくて もしも 今いる世界から “数字” や “肩書き” の全てが 消えてなくなってしまったら 僕らに なにが残るんだろう? ありのままの自分を 生まれたまんまの自分を 抱きしめられる人でいたい なのにどうして 人の目 気にして 誰かと比べてしまうんだろう? プライドは 自己満足の為か それとも 仲間家族の為か ムリに 背伸びしなくていい わかってるのに 何かになりたくて ないものねだりして 何にもなれなくて それでも空を見上げた あの星のような 煌めきはなくても 君を照らしていたくて もしも 今いる世界から “理想” や “見てくれ” の全てが 消えてなくなってしまったら 僕らは 誰を愛すんだろう? どんな ボロボロになっても 無償の愛をくれた人 いつまでも大切にしたい 季節が過ぎて また歳を重ねて いつかは 旅立つ日が来るけど その時 何が残ってるのか 最後はちゃんと 笑えてるのか 周りがどうとか どうでもいい 誰の変わりもいない 世間から見れば何者でもない でも 何もないなんてこともない 絶対 輝ける場所がある 何かになりたくて 何かになれたのか ありふれた僕ら 何者じゃなくても 何かになりたくて ないものねだりして 何にもなれなくて それでも空を見上げた ありふれた僕ら 何者じゃなくても 美しくもがきたくて