Track by熊木杏里
頬をぶたれた 少年がひとり 日暮れの道で 泣いている 父が憎いと 声とがらせて 涙でゆがんだ 空見てる 遠い未来が 不安でならず 呼ばれて 返事しなかった だけどやっぱり きみが悪いよ 自分を隠しているからさ さあ鉛筆しっかり 握りしめ 私という字を 書くのです 白いノートの 私にだけは 夢を話してゆくのです 君しか書けない その物語 私という名の物語