最終電車 少し走って ギリギリで 君と並んだ 息が切れて 笑うくせに 目の奥だけ 沈んでたね 「ほんとはさ」って 飲みこむ声 あのときなら 聞けたはずで ホームの風 髪を揺らす 知らない方を 選んだだけ きれいなままで 終わらせた 夏の匂いが 肩に残る 本当の理由 ほどけたなら この景色さえ 割れてしまう だから聞かないでいた 私を守る ふりをしてた メッセージは まだ消せなくて 既読マーク 灯ったまま 短いねと 君が笑う その短さに 救われてた 言い訳さえ きっと苦くて 聞いた瞬間 色が変わる 二人だけの 冗談まで 別の意味に なりそうでさ きれいなままで 置いてきた 誰もいない 改札口で もしあの続きを ほどいたなら 自分の顔も 見れなかった 知らない私になる そんな未来を 壊してた 会えない理由 知ればきっと 君だけ悪者に してしまうから あの夜ごと 胸にしまう 都合のいい 失恋でいい きれいなままで 忘れてく 少しずつね 薄くなるよ 本当の理由 言わないまま 綺麗事ごと 抱きしめてく 守った心の傷で また誰かを 愛せるように
