机に伏せたままの 途切れた言葉たち 何かを掴むはずの手は 空白を持て余してる 冷めきったコーヒーに 映るぼやけた顔 期待していた自分に なれているのだろうか あと少しだった気がして 伸ばしたままの指先 届かなかった理由を 思い浮かべては消えて 間に合わなかった夢が 光に消えていく 掴めなかったことよりも 残らなかったことが痛い 街が動き出す音が 少しずつ混ざってくる 自分だけが置いていかれる そんな気がしてしまう 消しきれなかったメモに 意味のない線が増える あの頃にだけあった 確かさはもうない 振り返れば簡単に 諦めたように見えるけど その途中にあったことを 誰も知らない 間に合わなかった夢が 色を失っていく 叶わなかったことよりも 消えてしまうのが怖い 辿り着けなかった夢に もう戻らないけど 追いかけた時間だけは 嘘じゃなかった 何も残らなかったとしても そんなこともあったねと 少し前を向ける今日
