春を待ってる 凍える時は過ぎたよ もう そこまで来てる 足音聞こえる 風に舞ってる 花びら 言葉もなしに もう 覚悟を決めたの 恐れず進むと 汚れも疑いも 知らぬ頃には戻れなくとも この身を縛るものなど 何もないのさ 弾む足どり 成れの果てでも浮かれ踊るよ 染まりゆく 心も景色も あざやかに 過ぎた悲しみは 悪い夢だよ その時を待ってる 届かぬ願いと笑うだろう そう 何食わぬ顔をして 爪を研いでる 一番星が はかなげに輝きだした 追いかけるより他には 何もないのさ 高鳴る鼓動 できそこないでもすべてを賭けるよ めぐりゆく 心も景色も かたちを変え 手にした喜びよ どうか消えずに どうか消えずに