邪悪さに苛まれないように 大切なことを忘れていけたら… どうせ叶わないなら 何でもない夏で良かった 行かないで 神様は知っていたの? 変わらない運命を知っていたの? 七日目に見た 橙色の夢の中 すぐそこに君はいたから たくさんの言葉に出逢ってから 知らなかった気持ちが生まれていく 悲しみは消えずに とめどなく溢れるから さようならを落とした道の途中で 迷わずに辿り着く希望も捨てて 涼しげな音が射止めた時間を 何度でも繰り返し 君と会いたい 今日はこの雨が暑さを連れて 見知らない街 目指して行くだろう 大人になる度に呆気なく夏が終わる どうせ叶わないなら 何でもない夏でよかった