消えかけてた花火を 必死に追いかけた 夕暮れに伸びた影はどこかへ 消えてしまっても僕らは追いかけた 夏草に揺れてる光を見ていた 花房が色を何度も変えても 僕らはここにいた 気まぐれな駆ける声を 探してもどこにもない はにかんで笑うのが 伏し目がちに見えた あやふやに乾いていく笑い声 口癖ばかりが気になってしまうよ 振り返る目線は何を隠してた? 素晴らしき日々の中に 想い出は少しずつ溶けた 面影に色を何度も足しても 滲んでしまうだけ 消えかけてた花火を 必死に追いかけた 夕暮れに伸びた影はどこかへ 消えてしまっても僕らは追いかけた 間違えたことは何も 消えかけてた花火を 必死に追いかけた 揺れかけてた心を必死に追いかけた モノクロに揺れてる紫陽花通り