走り出した 終わりも知らずに 進む先は 自分でわかっているんでしょ? 逃げ出した過去さえも 輝かせるストーリー 終電ギリギリ乗り込み 型遅れのイヤフォンで 酩酊状態、耳を塞ぎ切る 社会不適合な生活にも 慣れて早2年半 明日が不安な気持ちは変わらんな 嫌な奴だらけの毎日 出来るだけ目立たぬように振る 舞って 「志溢れるような人に変わるだけ 無駄だ」 卑屈なままのこの気持ちを乗せて 走り出した 終わりも知らずに 進む先は 自分でわかっているんでしょ? 足が震え始めてんだ 悩んで出てきたこの街で何を 叶えられんだろうか? だらしないな 昔の自分より 情けないや それでも笑っているんでしょ? 駄作だと言われても 歯向かってくストーリー 息ができぬほどの涙すら 輝かせるように 相変わらずだらけた毎日 生ぬるくなった布団にくるまって 今もまだまともな大人になりきれず ダラダラ暇を潰すこの日々から抜け 出して 変わらないな 何も手つかずで 情けないが やりたいことがあるんでしょ? 足は震え続けていた 無能なフリして楽してちゃ何も 叶えられんだろうが! 走り出した 終わりも見えずに 挫けそうだ それでも足掻いていくんでしょ! 夢に見たところまで 羽ばたいてくストーリー 息ができぬほどの涙すら 輝かせるように
