あの帆が見えるか どこかから呼ぶ声がする 寝静まった町を背に 彼は気づいた あれは一粒の種 いつか誓ったよな 目次にない場所を 目指して飛んできた 覚えたての歌を口ずさむ 名前も知らない海に沈める 胸からこぼれた 指板の海は深い どんな囁きも 拾い上げれたら 君の歌 ただ揺れていた どんな輝きも 見つけ出せる 歩いてゆく 息を止めたら どこかで色づいた風の匂い 笑い合えたら 濁るほどの美しさよ 指板の海は深い どんな囁きも 拾い上げれたら 君の歌 ただ揺れていた どんな輝きも 見つけ出せるって 駆け抜けた 魔法が溶けた ひらめくあの旗のように 風のために生きるだけさ ただ鐘の音だけが響いてる