目覚めるとそこには果ての無い大地 広がる海のその向こう小さく見える 理想郷 小船に乗り込んだ 波の無い海を 風さえ吹かぬこの道を1人で 渡るのは怖いけど 荒れたこの世界の真ん中で 叫び続ける獣たちの声を 背中で聴きながら船をこぎ続ける この夢から覚めぬ前に 行く先もないこの果ての無い海で 安らげる場所もないのにいつまで 旅を続ける? 小船に乗り込んだ 「明日さえ見えない」と 嘆く君のその隣に 光の或るうちに辿りつく 荒れた切ない君の心さえ 潤してあげることが出来ないのに 「あたしの涙全て 分けてあげるから」 その一言が悲しかった 荒れたこの世界の果てならば 悲しい叫びなど聞かずに済むのに 辿りつかなくてもいいと思うのは 何故? この夢から覚められずに
