昨日、鏡をみて ちょっと愕然とした 眉間のたて皺が深くなっていた 額にも一つ 目じりにもう一つ 笑いすぎたのか 怒りすぎたのか 1977年 おれたちは出会うだろう ホテル・カリフォルニアが響く 運動場で おれはダッシュといった やつは莫迦かといった それでもいつの間にやら おれらつるんでた ふわふわ 綿菓子のような柔らかい毎日 ふわふわ 砂糖みたいな甘ちゃんの日々 1979年 おれたち歌うだろう 声をからして怒鳴り続けてた ホントのことなんて てんで分かっちゃなくて ただやみくもにイライラ叩きつけた 1980年 おれたち別れるのさ 四方八方散りぢりバラバラになって 感傷も後悔も未練もなにもなかった 正直なところちょっぴり寂しかった だけど ふわふわ 綿菓子のような日々にさようなら ふわふわ 砂糖菓子は口のなかで溶けてった 昨日、鏡をみて 独り語ちていました これまでの生き方 間違っていたのかと バブルに酔いしれた ライバル蹴落とした 二十何年もありゃ そりゃいろいろあるだろう Time waits for no one 長い月日が去った おれもやつもあんたも それぞれの人生 あるいはうらぶれて あるいは家を建て 新しい生命を授かったりしてな ふわふわ 風みたいにさりげなく漂ってこうぜ 久しぶりだといった 久しぶりだといった ノスタルジーなんかじゃないぜ、 そうだろ四十代 ふわふわ 風みたいにさりげなく漂ってこうぜ ふわふわ それッ ふわふわ 風みたいにさりげなく漂ってこうぜ ふわふわ