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聖古泉七蜘蛛乃君

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  • 2021.07.01
  • 4:16
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歌詞

*桜叩き落とした雨 生かされるは人の情け 喉元から隙間風 ホトトギス枯れずに鳴け 霧がかれば朝ぼらけ 澄み渡りし清き酒を飲めば 枝ぶつけ騒ぐ 根は深く一つの竹 * 寂し寂し寂し 川面眺む白き鷺に 言葉ですらもかけがたし 覗き込むのは水鏡 今宵またも一夜限り 絹の静けさ物語り 雲は月を磨く如し 研ぎ澄まし刀の如し 歳を重ね老い進めど技は更に極めれ り 世俗捨てて手を合わせば天にだけは 届けれり 朧げなる夢見つつ東の空に日は出ず る イチジクの葉から雫 旅の末に海に着く * ろくろの上に踊りて 御影石に星屑 絵巻物巡る四季 武蔵の国彩る 足跡無き新雪を踏みしめる一人旅 千年桜に宿る俳聖の御霊なり 墓石に掘られたる和歌口ずさみ 想い人迷わせる松林かな 琵琶法師が爪弾けば 白き鬼すすり泣き *

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