目を瞑って 耳を澄まして 聴こえてくる 波の音 君は ただ一人で 遠い場所へとやってきた 何も出来なかった あの頃とは もう違うから 目を背けてた 心配そうに見つめる 母のまなざしにも 頼りない自分で作りあげた 壁はなかなか手強いなあ 茜色に染まる空を 眺めながら 祈るのさ 遠くの悲しみにも心寄せて どうか元気でいますように いつも 側にいても 分かり合うことは難しい 人を愛することと 傷つけることは同じなの? 耳を塞いだ 大好きだった 昔の友のメッセージにも 歳をとるほど 聴けなくなる 心の奥の声を 広い海を泳ぐ船に 揺られながら 誓うのさ 近くの喜びにはともに笑おう あなたの味方でいるからね こぼれ落ちた声に気がついた 遠ざけてたのは 自分だったんだ いつもは素直に言えないけど この波に乗せて 「ありがとう」 目を瞑って 耳を澄ませば 感じるでしょう 穏やかな波の音と夕陽に伸びる光 あなたの声は届いてる キラキラ光る道が続いてく