いつまでもこの歌を唄わなければ 健やかなる時も病める時も いつでも側を離れはしないさ 今になって真剣に思う あの日あの時の親父の行動 あの日あの時の母の小言 どれも大切だったなんて 今更過去を漁ってはすぐ身に染みる まだガキな俺はなんも知らずに 屁理屈を押し付けては 困らせた事もあったっけ でも時は経ち 俺も一端の男になったぜ 二人からしたら いつまでも子供 この三男坊が歌を唄うぞ 二人の愛を見てきたから どんな試錬が来たって 耐えてみせるさ 二人の愛がここにあるから 繋がったこの愛が宝なのさ 寝る間も惜しんで家族を守って 愛故に厳しくなった 日もあったなんて あいつから聞いていたけど お母さんを見てなんかわかった 気がしたよ 幼き日を振り返るといつもすぐ 溢れるその涙は 愛の数だった 緊張してた僕にくれた 何気ない互いの趣味の会話 優しさ滲むお父さんの方言が たまにうつったりもして 「君に託したよ」 大きな覚悟と どこか寂しげな声で 新たな家族の始まり あの日の決意忘れない 二人の愛を見てきたから こんな素敵な笑顔が僕の側にあって 二人の愛がそこにあるから 繋がったこの愛が宝なのさ たくさんの愛を受けてきたから 僕ら今これだけ幸せなんだ 受け継いだ愛がここにあるから 未来へ繋げていく愛を