灯火の消える街

歌詞

【医療学部:医療学科の苦学生】 は後に偉大な医者と成るがまだ先 これはそこに至るまでの波乱な半生 貧困街の隅に生まれた 悪夢のような始まり 彼が底で煎じ詰める常態の反正 命の灯火が消えるのを何度見た? 正義を胸に医者を目指した 命さえ不平等なこの世界の最果てで せめてもの輝きを 月に彼は願った 尽力の末 悲願の王立魔法学校へ 醜い狐 飛語と軽蔑 されど生徒会は 彼の味方に成った 直向きな姿に 偏見も変わって行った 終始良く学び 首席で魔法学校を出た 寄宿を空にし 帰郷の日を待った 貧困街に蔓延る疫病は 数年で一緒に育った仲間を奪い去る 旅立つ御霊に救済を 『魔法は未来の為に在る』 逝く者に弔いを 悲傷の中 手を合わせ 来る者に慶びを 月に彼は祈った 命さえ不平等なこの世界の成果てで 生涯を懸けて戦うと 月に彼は誓った