信号の隙間でスニーカーが火を噴く 眠たい街をキックオフ 落書き地図はポケットで温めて 角を曲がれば合図が鳴る ビルの谷に跳ねる拍 遅れ気味の夢を前に押す 濡れたアスファルトが鏡になって 未来の顔を映し出す 心のドラム缶をスティックで叩けば 迷いはリムに逃げる 遠くのサイレンもBPMに同期して 背中を押す 小さなスイッチをカチリ 胸のライトが一斉点灯 ため息はタクシーに乗せて手を振る ここから加速だ 影の長さはハードモードの証明 なら笑って突破する 点火せよ この瞬間の温度で 路地をまっすぐ切り裂け 転びそうな予感まで味方にして ジャンプ台へ変換 叫べ 拍に合わせて前へ 躓きの跡が地図になる 夜明けの前の暗さほど 着火は派手に光る ガード下の風が合図を吹く シャッターの隙間から朝がのぞく 消えかけの看板も星座みたいに並び 方角を示す 手のひらサイズの勇気を連打 通知のように胸が震える 電柱の影をハードルに見立てて ひとつずつ越えていく 舌打ち混じりのノイズさえ 今夜はリズムになる Yo コインみたいな希望を弾ませ Flip 表が出たら次のブロックへ Backstreet anthem 足音で刻むKick/Snare 不安はMuteで PlanをShuffle ハートはAlways Online 更新ボタンを連打 ルールはRewrite 合図は自分の指 Ready set goでRun 路面の水滴がレーザーみたいに跳ね 足元で光る 間に合わないかも?って笑って 言えば 風が背を押す 鼓動がクリック 視線がカーソル 未来を選択する 点火せよ 胸ポケットの熱で 凍った迷いを溶かせ 雨粒をスパークに変えたら 景色が一段明るくなる 歌え 路地裏のステージで 拍手はビル風で十分 始発が走り出す前に 私が景色を先に動かす 高架の継ぎ目がメロディを刻む 遠雷がドロップの予告 街灯の輪が連なって ランウェイみたいに延びていく 古いタグを剥がすみたいに 昨日の評価をそっと外す 失敗のログは宝箱へ移動 次の扉のパスになる 握った拳より大きいのは 開いた手で掴む世界 Check Dead endをShortcutへRename 壁はドアの仮装 ハードル踏み切り Air timeを稼げ 落下の先がゴール City lightのモールス読んで My paceで追い風召喚 ゼロ距離ダッシュで突破 今をハイライト保存 イヤホンを外せば街が合唱隊 拍が胸で増幅 汗の粒がダイヤ級に輝いて スタートの旗が翻る ためらいの紐を解いて 足取りを自由化する 点火せよ 声にならない声ごと 前方の雲をめくれ 遠回りの分だけ強く跳ねて 視界が広角に変わる 走れ ここがゼロ地点 上書き保存の瞬間 夜が薄くなるほど 私の光は濃くなる
