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手花火

Track byいたづら

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  • 2024.07.01
  • 3:52
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歌詞

少しじめっとした夜風が 捲った腕に触れ駆けてく 涼しさの陰で誰かがきっと 泣いている 何も特別じゃない今日を 何も特別じゃない君は 鮮やかに彩る コンビニで買った少し 高い数色の灯りは タバコなんて吸わない君の ライターが灯した 一つ輝いては消えて また一つ輝き消える 最後に灯す灯りは少しだけ特別で ふわりと光る蕾が 牡丹となって散り出してく 輝き出した灯りは 命のように 心を燃やした君よ どうか消えない灯りであれ ふっと風吹く午後9時 まだ帰りたくないな 君の香り もう忘れてしまったけど 灯火の生んだ煙は誰かの面影を映す さよならが言えなくて または無いのに口にする 僕は嘘つき パチリと鳴った松葉は やがて散り菊へと消えてく 無我夢中で自分を燃やして輝いて 消えたら何も残らない そんな一瞬の一生に 賭けるものがあるなら 見つけ出したい 少しじめっとした夜風が 今年も僕に触れ駆けてく 涼しさが運んだ記憶で灯りは 灯ってた 何も特別じゃ無い夏の 何も特別じゃ無いあの日 少し特別だった君は 何故か泣いていた シュッと消えた君は あと一度だって灯らない ツンと鼻さす香りがあの夏へ連れ 戻す 消えたら何も残らない そんな一瞬の一生に 賭けるものがあるから 次は僕が灯すよ

1曲 | 2024

このアルバムの収録曲

  • 1.手花火
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