解き放たれた鳥の群れが 凍えた空を舞う 人影まばらな公園で 風が木々を揺らす 孤独はなぜ 僕を見つめ続ける 遠い記憶 心にふっと思い出させる 忘れかけてた 温かなぬくもりを 胸に描いて あのときの愛を知る 赤い景色に溶けてゆく 夕日の真ん中で ずっと愛を止めたままの時計台 そこの場所は 君といた頃と変わっていない 忘れかけてた 色彩が蘇る あふれる思い 僕だけの君がいた なぜ君にあんな事を ここで言ったのだろう いま僕はあの頃の僕に 話しかける 長い影は夜をつれてくる 気づかないあいだに もう二度と訪れないこの日 またさよなら 忘れかけてた 温かなぬくもりを 胸に描いて あのときの愛を知る 忘れかけてた