僕だけの春

歌詞

流れた 春の歌 問いかけた あの曲が 浮かんだ あの仕草 大好きだった 四角に 切り取った 今では ただの紙に 自分の 存外に 物は語るんだ 横目で見た 画面の中に 春を見て 口角あげた 前向いて 揺らいだ髪は あの頃と 違うけど 肌に刺さる 芽吹きの風は 解かれていくんだ いつかいつかと 兆候 今 降れば 春を歌った 声が 僕にそそいだ 愛を射貫くと 高鳴った あの頃と 僕は変わった 春に 君に溺れた さよならしたの 駆け抜けた春と 誰だって 証された そんな歌 こんな歌 遠吠えが 明日には どうでも 良くなってんの あれこれと 逡巡と ためらいと もどかしさ 渦巻いた 春に満たないけど 僕を 差し置いても 進んでる 夏だって 迫ってる いつかになる その時まで 不退転の 気持ちのまま 履いて捨てる ほど歌が とめどないほど あるんだ 二つに一つの 春を歌った 声が 僕にそそいだ 愛を射貫くと 高鳴った あの頃と 僕は変わった 春に 君に溺れた さよならしたの 駆け抜けた春と 別れだった 春思えば ありのままの 愛しさだと 時間はただ 熱に浮いて うつつだった 虚ろだった くだらないと やり取りした その気持ちも 潔く柔く 容易いね 、貴方となら 来年も 再来年も またねって 離れたって 僕の中 晦ましても 春の夜に ラブソング 語る 浸るだけ 忘れたいと 欲に泣いて 明けていく 嘘つきな月も 春を歌った 声が 僕にそそいだ 愛を射貫くと 高鳴った あの頃と 僕は変わった 春に 君に溺れた さよならしたの 駆け抜けた春と