Mr. HOT DOGEの啓示

歌詞

まず、 そもそも人と己が対等であるとは 思えない。 人は何を 考えているかわからないし、 嘘と本当の境目が ドロドロに混ざり合って、 何も見えなくなってしまっているか ら。 だから、 人でないまま踊っていたい。 そもそもこの奇妙な動きは 踊りではなく、 痙攣と呼ぶ方が 相応しいのかもしれない。 痙攣したまま己は向かう。 ねぇお願いだからさ ねぇお願いだからさ 側にいて Mr. HOT DOGE の啓示 Mr. HOT DOGE の啓示 未来の無かった少年が数億人 たてこもる Wow… Mr. HOT DOGE Mr. HOT DOGE 踊ろうよ Mr. HOT DOGE 踊ろうよ HOT DOGE Mr. HOT DOGE Mr. HOT DOGE 遊んでよ Mr. HOT DOGE 遊んでよ HOT DOGE Mr. HOT DOGE Mr. HOT DOGE 踊ろうよ Mr. HOT DOGE 踊ろうよ HOT DOGE Mr. HOT DOGE Mr. HOT DOGE 遊んでよ Mr. HOT DOGE 遊んでよ HOT DOGE 此がなければ己はとっくに歩き方を 忘れて いただろう。 Mr. HOT DOGE の啓示。 此自身ありえないほどの 馬鹿馬鹿しさで、 現実を馬鹿馬鹿しいと一蹴し、 己をまた歩かせてくれた。 本当はもう 歩いていないはずのものを再び 動かす。 なるほど、 それはある種の呪いともとれるな。 ある日私の友人がMr. HOT DOGEになった。 まさかそんなことになるとは 思わなかった。 だって…だってそれはそんな 近くに居るはずが無いのだから。 居ては…いけないのだから。 私はもう、 彼とは距離を置くことにした。 だんだん連絡も取らなくなり、 最後は一枚の葉書が ポストに 投函されることになってしまった。 でも、その後でさえもMr. HOT DOGEはMr. HOT DOGEだ。 不謹慎さも非道徳も、 彼には関係がない。 私は、どうすればよかったのだ。 誰もが羨むSUEPAASTEAAAA になるには 手段も犠牲も厭わない だろ 腎臓も心臓も売り飛ばすだろ もう覚悟は決めたから 構わないで、 ねぇお願いだからさ ねぇお願いだからさ 聞かないで だってそれは"人"じゃない! Mr. HOT DOGE の啓示 Mr. HOT DOGE の啓示 未来の有った少年が数億年吊し 上げられ 未来を奪った少年は数十年で 死に至る 未来の有った私はきっと 数億年馬鹿との給れ 未来の無かった私はきっと 数十年目を開ける 未熟なままで覚悟を決めるな。 一時の嫉妬と羨望に操られるな。 自分の中の他人に騙されるな。 鑑を見据えろ。 お前は、 そんなままで スポットライトに耐えられるのか? きっと苦しくなるだろう。 逃げたくなるだろう。 でもその頃にはきっと逃げ場所も 失くなっている。 そんな風になったらどうする? 死ぬのか? 死ぬという選択肢は 腹中にあったものか? それは 本当にお前がやりたかったことか? 死ぬなんてこと、 全生物が出来ることだ。 お前はお前だけのやり方で、 自分を 見せつけたかったんじゃないのか! 味方なんて誰もいない。 登場人物など二人と居ない。 後ろ足で立て。 前足は舞え。 全員殴れ。 理解者なんて誰もいない。 お前は、 生まれてから死ぬまで孤独だ。 大それたことはないだろ、 貫き通せ。 葉書の裏には、 よく見ると何かが書いてあった。 「ざまあみろ おまえらわ ほんのうに だまされている」 22の仮名のコンピレーションは 確かに彼のものだった。 ああ、よかった。 これで安心して彼を殺せる。