風にふくらむ大きなシャツを 横目で見てた きみはたしかに 僕にうなずいた 港見下ろす小さな駅で 口笛吹けば 笑えちゃうほど かわいたメロディ あきらめることも 追いかけることも できずに ただ僕らは 夢の中で立ち止まる だんだん過ぎてく 一瞬の青春も 最初のページが 覚えてるダイアリー グラウンドを走る姿を 目に焼きつけた きみがいちばん 未来を信じてたから 夕焼けが鍵盤の上で おどりだす頃 帰りの時間を 急かしたメロディ さよならさえも ありがとうさえも 言えずに 生きてること だけが僕のリグレット だんだん過ぎてく 夏空の約束も 炭酸の泡に とけてゆくダイアリー だんだん過ぎてく 一瞬の青春も 最初のページが 覚えてるダイアリー だんだん近づく 結末をみつめても 最後のページが 空白のダイアリー