キミは「全然、大丈夫だよ」って、 涙がこぼれ落ちてしまわないように 空を見上げてる。 このセカイではキミは とても透明で真っ白な存在で、 でも誰にも届いてないことを 気にしてる。 「誰かの評価なんて気にするな」 って そんなの無理だよ… だって不安なんだ。 価値観なんて他の誰かにとっては 右や左みたいなもの。 だから、ボクが キミの目の前に立って伝えるんだ。 「キミはステキです」って。 明日はいつか終わりを告げて 記憶も薄れゆくだろう。 残った文字に宿る笑顔は いつまでも鮮明に… ボクの中に刻まれてる。 ボクを照らす 小さな青い光の中に映ってる たくさんの言葉は、 このセカイにどんどん流れて 埋もれていく。 誰かのために 何かをしたいと思う気持ち、 大切に思うほど 「傷付けないように」って、 何度も書き直して不安に陥る。 選んだ答えが誰かにとっては くだらないものかもしれない。 だけど、このセカイが 意味があるものだって 信じてたいんだ。 雨が 街を濡らして 逆さま 水たまりに映る キミとボクとあの日のセカイは 覚めない夢みたいだ 明日はいつか終わりを告げて 記憶も薄れゆくだろう。 残った文字に宿る笑顔は いつまでも鮮明に… ボクの中にいつまでも刻まれてる。 キミが「全然、大丈夫だよ」って ボクに言ってくれたみたいに、 今度はボクが伝えるんだ。 「キミはステキです」って。