ひとつだけ信じたいことを それだけは信じるために 僕らはいつの日も なにもない闇を睨み続けた これからもきっと僕らに 悲しい事は起こるだろう あとどれくらい そんな日がやってくるんだろう それでも心が消せないなら いっそもう 諦める事を諦めてしまうように ひとつだけ信じたいことを それだけは信じるために 街の光が揺れる中 前を睨み続けた 気がふれるような悲しみに ぞっとするような淋しさに 負けてしまいそうな夜でも それと戦えるように 息をするのも疲れたが 捨てる事さえできないな あとどれくらい そんな日を生きていくんだろう それでも心が死ねないなら いっそもう 諦める事を諦めてしまうように ひとつだけ守りたいものを それだけは守るために 嘲り笑う声の中 前を睨み続けた ふとそこにある虚しさに ぬぐい去れない歯痒さに 負けてしまいそうな朝でも それと戦えるように ああ 心がざわめく 悲しみの向こうで すべてを抱えて 僕らは笑える 生きている ひとつだけ信じたいことを それだけは信じていたくて 僕らはいつの日も なにもない闇を睨み続けた 気がふれるような悲しみに ぞっとするような淋しさに 負けてしまいそうな夜でも それと戦えるように ふとそこにある虚しさに ぬぐい去れない歯痒さに どんなに逃げようとしても 逃げられない自分自身に 誰も知らない悲しみに こぼれ落ちていく淋しさに 負けてしまいそうな明日も それと戦っていけるように