窓辺に落ちる街灯り ひとり映す影 触れたはずの記憶だけが まだ呼吸してる 君の笑顔の輪郭を なぞるようにして 失くした痛みさえ 今は愛に見える 答え探すほどに 遠くなるけど 傷つけた言葉さえ 抱きしめたくなる 時計の針が進むたびに 胸の奥 君の声が滲んでゆく 残響の中でまだ 君を探してしまうんだ 届かないと知ってても 想いは消せないまま 明日が来るのが怖くて 立ち止まる夜もあるけど 君と過ごしたすべてが 今も僕を動かしてる 眠れぬ夜に耳を澄まし 夢で逢うように 知らない誰かと笑う君に 嫉妬してしまう たった一瞬が永遠に変わる そんな奇跡を 僕らは知ってしまった 不器用すぎた優しさも 手のひらに残る温度も あの日見上げた空の色も もう誰にも奪えない 残響の中でまだ 君を探してしまうんだ 届かないと知ってても 想いは消せないまま 明日が来るのが怖くて 立ち止まる夜もあるけど 君と過ごしたすべてが 今も僕を動かしてる 消えないよ 君は この胸で今も 静かに息をしてる
