想い出したように、 産み落とされた君へ、 勘違いしたように、 しわがれた声で歌う。 それはいつかの夜の中に潜んだ、 勇敢で深遠なEmpty。 鼓動渦巻く宙に、光は見えない。 まだ残る息づきは、 温度のない剥製のよう。 まだ縛られたままだ。 そう、くだらない夜に。 どこへ行けば君がいるの? (There's no way home) (But the single light beside me) 子供らが、 終わりを告ぐ冬の声を聴いた。 猟銃のサイトの向こうで。 いつかの夜の中に潜んだ、 勇敢で深遠なEmpty。 鼓動渦巻く宙に伸びた道を、 あの地図に書き加えて。 (There's no way home) (But the single light beside me)