僕の頭の中にまで届く 風が吹くのはこの町くらいで そんな時には空の上だって 誰かがいるような気がするのさ 明日の天気はきっと晴れだな 僕の頭もなんだかサラサラ クラゲのうすい皮を引き裂いて 不安を懐かしくした青空だから 僕の一番好きなのは五月 空知の人ならみんなそうかな 古い線路の上は今だって 何も変わらずにしゃべり続けている 僕はその風のようなおしゃべりを いつも頭の中で鳴らしては いつも突然泣きたくなるのさ いつも突然死にたくなるのさ だけどなんだかボーっと見てた なんだかボーっとしてた なんだかボーっと見上げた だから大好きなんだろ あー空知が好き!! 空知大好き!! いつか悲しいうわさを聞いたり 不安な気持ちのままで死んでも 僕の心はいつでもこうだよ 何も心配しなくてもいいよ 空にはいつも誰かいるようで ここにはいつも誰もいないみたい だから突然悲しくなるのさ だから突然うれしくなるのさ そしてなんだかボーっと見てた なんだかボーっとしてた なんだかボーっと見上げた だから大好きなんだろ あー空知が好き!! 空知大好き!!