街灯だけが灯る道 沈んだビルの影に隠れて キミがいない夜は 呼吸の仕方も忘れそう イヤフォン越しのノイズに キミの声を探してしまう 心拍は早く 道のりは遠く 目に映る明日を探してる 引き算ばかりの心じゃ 答えはもう 見つからないのに 夜-キミ=ワタシ 残ったのは 空白ばかり 足りない欠片が 深く沈んで 星も届かないトコへ落ちてく 交差点の信号が変わって ひとりきり 流れに逆らえない キミがいた場所すら 記憶から弾かれそう 足し算しても足りなくて ゼロより小さなため息ばかり 夜-キミ=ワタシ 残ったのは モノクロの空 触れた温度も 音も色も 暗がりに全部 溶けていった 書きかけのノートの隅 答えは涙で滲んでる どれだけ夜を重ねても 正解のない方程式 夜-キミ=ワタシ 残ったのは 空白ばかり 足りない欠片が 深く沈んで 星も届かないトコへ落ちてく 夜+キミ=ウソツキ 解けることない ココロの数式 何を引いても 足してももう キミだけは戻らないのに それでも求めてしまうんだ
