風が窓をたたく音に 待ちかまえる毎日は じれったいよね まるで砂時計 やさしいふりをする 人を信じては待っている 色あせてゆく 自分に気づかないで 会えない時間の空白を 記憶の糸でつなぐなんて むき出しの青い空見上げ 思った「ひとりになろうよ」 心の中 小型の台風がおきた 「待つだけがただ ひとつの私らしさじゃない」 ガラス細工に 自分で入れた愛を 私からは こわせないとそう 思っていたでしょう 会えない時間の空白を 言い訳のかけらで埋めるの? やっと気づいた大事なこと 「ひとりになろうよ」 くだけ散った砂を集めて 急に起きた風に飛ばした むき出しの青い空見上げ 「ひとりになれるよ」 会えない時間の空白を 記憶の糸でつなぐなんて やっと気づいた大事なこと 「ひとりになろうよ」「なれるよ」