世界の涯を見に行こう 何かが見付かるかもしれない 意味など無かったはずの この命にも 初めから決まっていたんだ 今更悲しくなんてないさ 僕等は 50億年のサンプルに過ぎないから あれから 2000年経った今でも変わらず 無意味に争って 星は黒く塗り潰されて行く なのに君と出逢った瞬間が 薄汚れた歴史の中で 消えない輝きになって そしてまた、巡り合う 寂しいのは最初の100年 運命を嘆いた1000年 答えを失くした10000年 退化を始めた1億年 あの時、 ここで君と巡り逢わなければ 良かったのに 心を凍てつかせた傍観者で 居られたのに これから始まる戦いの中で 命の価値など消え失せる 犯した罪をただ嘆くだけ なのに君と過ごした1秒が 誰より、何より 強く果てない輝きになって そしてまた、巡り合う いつか全てを知った時 この星に絶望しても きっと愛する事だけが やめられないんだ