最低ばっかのフルコース 所詮人生なんてこんなもんでしょ 期待しない分には傷付かない なんて哀しい大人なんでしょ 孤独を対価に授かった自由は 想像以上に無音な世界だ 使い込んだヘッドホン 鳴くメロディとふたりぼっち フワフワ夜を漂って 不安が押し寄せて やめて 惨めな気分にさせないで また抱きしめてくれよ ロックミュージック ミスターメランコリー 憂い焦がれた 多感症じゃ世界はもう息苦しい 情けねえな一挙一動 感傷的になって 重すぎる一途が憂い憂いしいな ミスターメランコリー 哀溢れた 不感症な大人になりたくない 無痛が普通になってしまう前に この詩に描き留めて あの日に戻るリセットボタン されど人生そんなもんはないでしょ 幼き情熱が目が沁みて 蘇る感情に想い焦がして 度が過ぎた一途な気持ちが 徐々に執着に化けたとて 痛みがあるなら生きている 哀しみ蔓延る 素晴らしい世界で 痛いなら抱きしめてあげるよ 最低な夜 藍深まって 抱きしめてくれたの忘れない 壊さないよう一個一個 噛み締めたくなって 重すぎる一途が初々しいな ミスターメランコリー 愛溢れた この世界で逢えたら手を繋ごう 痛みを教えてくれてありがとね なんて思える日まで 感情の施錠(ロック)を解いて 執着の根を紐解いて 己の憂いさえ抱きしめて 本能よ僕を導いて 終着の絵また描いて 純んだ粋な感と情を抱いて 哀を藍を愛をもっと頂戴
