歪む面影を探してた 暮れる日が短くなってきた めくるページみたいに悲しげな 枯葉が舞ってた並木通り 君の足音を感じてた ざわめく心が疼きだして 季節の狭間で踊れば 誰かが待ってたその先へ 薄手のシャツじゃ肌寒いよ こころの距離を見つめているよ 変わり行く景色をすべて閉じ込めた 君の背を追って 次の始まりを感じてた つめたくなった手を擦り合わせ カサヴェテスの見てた摩天楼は 眩しさの中で蘇る 落ち葉のシャワーはメランコリア 残りの夜を数えていた 鼻の奥を突く切なさは 巡る血の中で蘇る 薄手のシャツじゃ肌寒いよ こころの距離を眺めてるよ この街で同じ道を行く日々よ 君の手を取って 歪む面影を探してた 暮れる日が短くなってきた めくるページみたいに悲しげな 枯葉が舞ってた並木通り