millennium

歌詞

水面が小さく揺れる初声 酸素に溺れていく 重力を感じてみる 無償の愛を浴びながら ひたすらに 知らない言葉に聞き耳を立てる まだ名前のない風が吹いて 透き通るような肌 小さな手のひらに わずかな温いを そうして今は ぐっすりと眠っている タイムカプセルの中に宝物を詰めた 大人になった私はきっと喜ぶ そこに目印もなく 根拠もなく 自分のことはずっとわかってると 思ってた 真っ当でなくても 優秀でなくても たとえどんな困難があろうとも 才能がなくても 幸せでなくても 生まれたことに価値があるから それだけで十分だよ 君はきっと大丈夫だから 電子の渦に飲まれて 誰かの言いなりになって 疲弊する必要だってない 自分のことを大事にしていたら 時代に遅れることなんてない 大人になったら あの頃の無垢さを失った 大人になったら 何もかも忘れちゃった でもね 大人になったから 宝物が増えた タイムカプセルには入りきらないな 善良でなくても 丁寧でなくても 身の丈に合わない服着ていても 勇敢でなくても 器用でなくても いいんだよ 真っ当でなくても 優秀でなくても たとえどんな困難があろうとも 才能がなくても 幸せでなくても 生まれたことに価値があるから それだけで十分だよ 素直でなくても 笑顔でなくても 光の差す方角がわからなくても 考えすぎても 上手くいかなくても それは誰のせいでもないから 心配しなくていいんだよ 君はきっと大丈夫 水面が小さく揺れる初声 酸素に溺れていく 重力を感じてみる